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November 08,2024 ニュース

聯寶の本業運営が四半期ごとに温度を上げ、営業利益は前期比246%の成長を遂げました。さらに、2つの主要業務での受注が勢いを加えています。

聯寶電子株式会社の2024年第3四半期決算発表に関する2024年第3四半期、連結売上高は1億6,200万元と前四半期比28%増、営業利益は1,171万元と246%増を記録

台湾ドルと人民元が米ドルに対して上昇した影響を受け、第3四半期の税後純利益は666万元、一株当たり利益(EPS)は0.21元となりました。しかし、為替換算損失529万元を除けば、EPSは0.38元となり、第2四半期よりも利益が増加しています。

聯寶は、無線充電製品への投資を継続し、スタイリッシュなデザイン、多機能化、研究開発人材の強化を進めることで、無線充電市場の需要に応えています。また、磁性部品事業も順調に成長を続けています。徹底した効率化とコスト管理により、粗利率は34%を維持し、第3四半期の営業利益は1,171万元に達しました。

市場調査会社のResearch Nesterによると、無線充電技術の普及に伴い、消費電子製品から産業用、家庭用、医療用、車載用など、多様な分野への応用が拡大し、2024年から2036年までの年平均成長率は23.1%と予測されています。2036年には、世界の無線充電市場規模は1,100.9億ドルを超えると見込まれており、聯寶の無線充電事業の拡大に追い風となるでしょう。聯寶は、Qi 2無線充電製品がすでに多くの国で良好な販売実績を上げているほか、新たにKi規格の小型家電用充電モジュール(炊飯器、トースター、ミキサー、コーヒーメーカー、エアフライヤーなど)を開発し、受注の増加に繋げようとしています。

2024年第4四半期の見通しについては、聯寶は慎重ながらも楽観的な見方を示しています。欧米やインドでのネットワークインフラ投資の拡大と、Wi-Fi 7規格への移行に伴い、磁性部品事業は主要なネットワーク機器メーカーの需要増とともに成長が見込まれます。また、無線充電に関しては、生産効率の改善とサプライチェーンの最適化を継続し、製品の多様な用途開発を進めることで、今後の業績向上に繋げたいと考えています。

 

 

転載:理財周刊 /記者林庭頡 報導

https://www.moneyweekly.com.tw/ArticleData/Info/Article/157519/?BackID=93

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